弁理士試験の合格におすすめの学校や通信講座はどこ?

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弁理士とは?

弁理士は、産業財産権に関わるすべての事務手続を代理することができる国家資格保有者です。いわゆる「特許事務所」は弁理士が仕事をする主な場所で、すべての弁理士は日本弁理士会の会員となっています。

 

2002年の弁理士法の改正により、一部の民事訴訟については、弁護士と共同で代理人として訴訟をすることが認められました。今後は、産業財産権に関する紛争処理を含めた幅広い活躍も期待されています。

 

 

 

 

 

 

弁理士試験の合格率
短答式試験 受験者数と合格者数・合格率

 

 

 

論文式試験 受験者数(必須科目・選択科目)と合格者数・合格率

 


 

 

口述試験 受験者数と合格者数・合格率

 

 

 

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弁理士試験の概要

一次試験

 

受験資格 なし
願書配布

3月上旬〜4月上旬
(インターネット願書請求は2月上旬〜3月下旬)
受験願書は、特許庁、各経済産業局特許室(内閣府沖縄総合事務局特許室を含む)および日本弁理士会での交付、特許庁への郵送による請求の他、インターネットから請求し入手することができます。

願書受付 4月上旬 ※郵送のみの受付です。
受験料 12,000円(特許印紙にて納付)
試験実施日 5月中旬〜下旬
試験科目 工業所有権(特許、実用新案、意匠、商標)に関する法令、工業所有権に関する条約、著作権法、不正競争防止法の7科目
出題形式 5枝択一:マークシート方式
出題数 60問(出題配分比は特許・実用新案、意匠、商標、工業所有権に関する条約、著作権法・不正競争防止法でおおむね2:1:1:1:1の比率)
試験時間 3.5時間
試験地 東京、大阪、仙台、名古屋及び福岡
合格発表 6月上旬頃
合格基準 満点に対して65%の得点を基準として、論文式筆記試験及び口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であること。ただし科目別の合格基準を下回る科目が一つもないこと。なお科目別合格基準は各科目の満点の40%を原則とする。

 

二次試験

 

受験資格 短答式筆記試験合格者、短答式筆記試験免除者
試験科目

必須科目、選択科目
※各科目詳細は下記参照                 

合格基準

【必須科目】の合格基準を満たし、かつ
【選択科目】の合格基準を満たすこと                  

試験地 東京、大阪
合格発表 9月下旬頃
必須科目
試験実施日

6月下旬〜7月上旬

試験科目

工業所有権(特許・実用新案、意匠、商標)に関する法令の3科目

出題形式

論文式 ※試験の際、弁理士試験用法文の貸与あり

試験時間

特許・実用新案:2時間
意匠:1.5時間 商標:1.5時間                  

合格基準点

標準偏差による調整後の各科目の得点の平均(配点比率を勘案して計算)が、54点を基準として口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であること。ただし、47点未満の得点の科目が一つもないこと

必須科目免除対象者

(1)論文式筆記試験(必須科目)合格者 論文式筆記試験の合格発表日から2年間、論文式筆記試験(必須科目)が免除。 ※平成20年度合格者から適用

 

(2)特許庁において審判又は審査の事務に5年以上従事した者

選択科目
試験実施日

7月下旬〜8月上旬

試験科目

6科目の中から1科目を選択 ※選択科目は「選択問題」まで願書提出時に選択
(選択科目の一覧は※別表1を参照)

出題形式

論文式 ※試験の際、法律科目受験者には弁理士試験選択科目用法文貸与あり                  

合格基準

科目の得点(素点)が満点の60%以上であること

試験時間

1.5時間

必須科目免除対象者

(1)論文式筆記試験(選択科目)合格者。(一度合格すると永続的に論文式筆記試験(選択科目)が免除される)

※平成20年度合格者から適用

 

(2)「科目」に関する修士又は博士の学位を有し、学位授与に係る論文の審査に合格した者。

※事前に工業所有権審議会会長から選択科目免除資格認定通知書又は選択科目免除資格仮認定通知書が交付されている必要があります。

 

(3)「科目」に関する専門職大学院を修了し、修了要件に定める論文の審査に合格した者。

※事前に工業所有権審議会会長から選択科目免除資格認定通知書又は選択科目免除資格仮認定通知書が交付されている必要があります。

 

(4)他の公的資格者。

(選択科目/試験免除公的資格は※別表2を参照)

 

※別表1 2次試験選択科目一覧

 

科目 選択問題
(1)理工I(機械・応用力学) 材料力学、流体力学、熱力学、土質工学
(2)理工II(数学・物理) 基礎物理学、電磁気学、回路理論
(3)理工III(化学) 物理化学、有機化学、無機化学
(4)理工IV(生物) 生物学一般、生物化学
(5)理工V(情報) 情報理論、計算機工学
(6)法律(弁理士の業務に関する法律) 民法(総則、物権、債権から出題)

 

※別表2 選択科目/試験免除公的資格

 

資格 必要書類
技術士 登録等証明書
一級建築士 免許証(写し)
第一種電気主任技術者又は第二種電気主任技術者 免 状(写し)
薬剤師 免許証(写し)
情報処理技術者※ 合格証明書
電気通信主任技術者 資格者証(写し)
司法試験合格者 合格証明書
司法書士 登録事項証明書
行政書士 登録事項証明書

 

三次試験

 

受験資格 論文式筆記試験最終合格者
試験実施日 10月中旬〜下旬
試験科目 工業所有権(特許・実用新案、意匠、商標)に関する法令
出題形式 面接方式
試験時間 3科目それぞれについて、10分程度
合格基準 採点基準をA、B、Cのゾーン方式とし、C評価の科目が2科目以上ないこと
試験地 東京
合格発表 11月上旬 

口述試験
免除対象者

特許庁において審判または審査の事務に5年以上従事した方

 

 

 

 

弁理士試験の難易度

弁理士試験の合格率は、6〜10%という狭き門になっています。この試験は、専門的でとても難易度が高い為に、気軽に受ける試験ではありません。かなり学習した方が受験しており、その中で合格率が低い試験ですので難易度はトップクラスです。

 

弁理士は、知的財産権の保護を目的に、個人や企業の代行で特許権やその他の知的財産権の申請を行う職業です。法律を扱い、非常に専門的な分野でかつ豊富な知識を必要とするので、大学や職場で基礎を学んでいない場合、独学で合格するのは非常に難しい試験です。

 

弁理士試験の合格者の受験回数は、2〜5回が圧倒的に多いことからも分かるとおり、一発で3次試験まで合格する方はとても少ないです。

 

 

 

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弁理士試験に必要な勉強時間

弁理士試験では特許や意匠といった工業所有権に関する法令を始め、様々な専門知識の理解が必要となる為、相当の勉強量が必要になります。

 

試験範囲に関する基礎知識の有無や勉強方法、どれくらいの期間をかけて合格を目指すかは人によって違うため、必要な勉強時間は一概にはいえません。ただし、ゼロの状態から勉強を始めて合格を目指す場合、一般的には合計で「3,000時間」が最低ライン言われています。

 

 

弁理士試験の効率的な勉強法

基本的には、弁理士試験対策講座のある予備校や専門学校、スクール等に通って学ぶのが最短の合格ルートになります。これらの学校は複数の講座が用意されており、試験内容をみっちりとフルで学ぶ講座もあれば、苦手分野だけ学べる講座もあるなど様々です。

 

弁理士試験は短答式試験、論文式試験、口述試験の3段階に分かれており、1年目に短答式試験に合格すれば、翌年の短答式試験が免除される制度もあるため、最初から2年がかりの計画を立てて合格を目指す人もいます。

 

 

 

 

 

 

 

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