初学者必見!2級土木施工管理技士試験のまとめ!

初学者必見!2級土木施工管理技士試験のまとめ!

土木施工管理技士とは?

土木施工管理技士とは、自らが施工を行う職人の技術を認定するのではなく、設計から実際の施工に至るまでの一連を管理監督する技術者を認定する資格です。

 

 資格の性質上、実務経験を有することが不可欠な条件であり、受験資格にも実務経験が求められている。東日本大震災以降、除染工事や造成工事などの復興工事で必置となる主任技術者や監理技術者になるために必須の資格であり、需要が急激に高まっている。

 

土木施工管理技士は、1級と2級に分かれ、1級は、河川、道路、橋梁、港湾、鉄道、上下水道、などの土木工事において、主任技術者または、監理技術者として施工計画を作成し、現場における工程管理、安全管理など工事施工に必要な技術上の管理などを行います。

 

2級は土木、鋼構造物塗装、薬液注入に別れ、それぞれの種で河川、道路、橋梁、港湾、鉄道、上下水道などの土木工事において、主任技術者として施工計画を作成し、現場における工程管理、安全管理など工事施工に必要な技術上の管理などを行います。

 

 

 

土木施工管理技士の気になる年収は?

土木施工管理技士の気になる年収は、工事会社によって異なりますが、概ね1級土木施工管理技士の年収相場としては、500〜600万(月収30万+賞与)が目安となります。ただし、工事責任者として10年程度の経験を持ち、採用された工事会社で即戦力として働ける場合の雇用条件です。

 

ゼネコンで新卒採用され、1級土木施工管理技士を取得する20代後半になると、年収400万程度といわれています。(ただし、地方と都市部では異なります。)2級土木施工管理技士は、1級土木施工管理技士へのステップアップの資格ですので、早めに取得したい資格です。

 

 

2級土木施工管理技士試験の概要

2級土木施工管理技士の試験は、学科試験が年に2回(6月、10月)、実地試験が年に1回(10月)行われています。

 

 

一般財団法人全国建設研修センター
【試験のお問い合わせ先】試験業務局土木試験部土木試験課/TEL:042-300-6860

 

 

受験資格
学歴 実務経験年数
指定学科卒業後 指定学科以外卒業後

大学
専門学校「高度専門士」

1年以上 1年6ヶ月以上

短期大学
高等専門学校
専門学校「専門士」

2年以上 3年以上

高等学校
専門学校
(「高度専門士」「専門士」を除く)

3年以上 4年6ヶ月以上
その他 8年以上
実務経験とは?

実務経験とは、土木工事の施工に直接的に関わる技術上のすべての職務経験をいいます。

 

指定学科とは?

土木工学,都市工学,衛生工学,交通工学及び建築学に関する学科をいいます。

 

詳細については、オフィシャルサイトをご確認下さい。

 

試験会場

札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、鹿児島、那覇の19地区

  1. ※2級学科試験のみ試験地については、上記試験地に熊本が追加されます。
  2. ※鋼構造物塗料及び薬液注入は、札幌、東京、大阪、福岡の4地区となります。

 

試験時間

【学科】

受験に関する注意:10:15〜10:30 試験時間:10:30〜12:40

【実地】

受験に関する注意:13:45〜14:00 試験時間:14:00〜16:00

 

試験内容

【学科】

土木一般、専門土木、法規、共通工学、施工管理

【実地】

経験記述、記述式問題

 

試験形式

【学科】

4肢択一方式で、出題合計数61問 必要解答数40問です。

 

【実地】

経験記述(必須問題1問)と記述式問題(必須問題4問、選択問題4問中2問)からなっています。

 

合格基準

学科試験及び実地試験の別に応じて、次の基準以上の者を合格とするが、試験の実施状況等を踏まえ、変更する可能性がある。

学科試験 得点が60%以上
実地試験 得点が60%以上

 

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2級土木施工管理技士試験の合格率

2級土木施工管理技士試験の合格率は、年度によって差がありますが、学科が50%、実地が30%程度になっています。

 

第一次検定(学科)

直近5年間の合格率は60%台〜70%台前半を推移しており、5年間の平均合格率は67.7%でした。

 

 

第二次検定(実地)

第二次検定の合格率は30%台〜40%台を推移しており、5年間の平均合格率は38.4%でした。

 

 

 

2級土木施工管理技士試験の合格に必要な勉強時間は?

2級土木施工管理技士試験の合格に必要な勉強時間は、300〜500時間と言われています。1日2時間で6ヶ月〜10ヶ月程度必要になります。例年の試験日が10月なので、遅くても4月くらいから学習を開始しないと厳しいスケジュールになります。

 

 

 

2級土木施工管理技士試験は独学で合格できるのか?

初学者にとっては、土木施工管理技士試験の学習は理解が難しい場合があります。一発で合格するためには、なるべく通信講座など土木施工管理技士試験のプロのカリキュラムを利用したほうが、合格率は飛躍的に向上します。

 

学生を卒業して試験を受けるのが久しぶりの方は、どこから学習したら良いのか?試験対策にどのくらいの期間が必要なのか?など不慣れな点が多いですので、通信講座等を利用するとスムーズに学習できます!

 

どんな試験にも言えることですが、試験に合格することがゴールではありません。資格をしっかりと活用して職場で継続して正しく運用していくことがゴールになります。そのために合格さえすれば良いのではなく、しっかりと学習した内容を理解することが重要になります。そのような意味でも通信講座などを利用し、しっかりと学習することが必要と言えます。

 

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